まだまだ写真整理が終わりません・・・・。
今回は息抜きに、過去2年間のバンコク生活を誰得でもないですが、振り返ります。
バンコクに来てから今まで、何も成長を感じない2年間です笑
2017年4月
バンコク生活始まり。出国の前日まで仕事で会議、午後に友人たちと鎌倉に遊びに行くという通常生活で、バンコクに行く気持ちは飛行機に乗る直前までありませんでした。
当日も友人たちが車を出して羽田まで送ってくれました。その時も旅行気分で、飛行機に乗ってスワンナプーム空港で主人と会って、タイに住むんだなぁと実感。
なお、主人は私より2年半早くバンコクに赴任。赴任当時は結婚していなかった&仕事が楽しかったので、入籍してからも1年は都内で働いていました。
この話をするとバンコクでできた友人たちには驚かれます…。生まれも育ちも都内で、実家暮らし、気心の知れた友人たちも都内となると、なかなか外に行きたくありません笑
主人がバンコク赴任してからは、2-3回旅行でバンコクを訪れ、自分が住めるかどうかお試し期間があったのもよかったと今では思います。
5月―9月
アソークにあるUTLタイ語学校に入学。
週5午前中3時間の授業というスタイルのため、日々タイ語に忙殺されていました。
手先は不器用、暑いから動きたくないというダラケル能力が高い私にはタイ語くらいしか習い事の選択肢がなく…。
また元同僚がバンコク留学していたときにUTLが授業料が安いし、お勧めと言われ、タイ語学校はUTL一択。
子どももおらず、当時はタヌキチもいない生活だったので、時間だけは無限にありました(現在も)。そこで知り合った日本人の友人とは今でも一番仲が良いですし、韓国や中国の駐妻さんや台湾人、アメリカ人の友人ができたのはよかったです。皆も時間が腐るほどあるため、ロビンソンのフードコートでランチ、午後は皆でぶらぶらしていたのもいい思い出です。
タイ語学校の授業は慣れるまでがきついですが、慣れたら先生も優しいし、タイ語ができなくてもクラスメートも同じくらいできないので、気楽に発言ができます笑
問題はクーラーが寒すぎて、体調を崩しやすいくらいです・・・・。
10月
一時帰国。
事情があり9月末から10月末の1か月戻ってました。
日本食をドカ食い、爆買い、散財しました笑
やっぱり実家、そして友人、勝手知ったる故郷は楽しかったです。
11月
久々のUTLでタイ語はボロボロになっていました笑
12月―2018年3月
ひたすらUTL。この頃になるとタイ語で文章を書いてくる宿題が増え、帰宅してからも6時間くらい宿題、予習復習に追われていました…語学能力が高い人ならこんなにかかりませんが、耳が良くない語学能力がない私は日々死にそうになってました…。夕ご飯を作る気力もなく、近くのご飯屋さんに主人とよく食べに行ってました。
2018年4月
無事に2年目をベトナム・ハノイで迎えましたw
ソンクランが嫌でベトナムに逃げました。
ホーチミンよりハノイが個人的には好みで、市の中心部に湖があり、夜になると散策できる環境が羨ましかったです。
5月
念願のブータン旅行。
日本にあるブータン専門の旅行社に依頼しました。
早朝にヒマラヤを見たいという主人の希望を組み込んでもらったり、大手さんではできない希望も叶えてもらいました。
ブータンは旅行社を通じてのみ入国ができる国なので、飛行機・ホテル・ごはん代・ブータン内の移動費・ガイドさん代込々で2泊3日で2人で約40万円弱。
こんな高い旅行費支払ったのは初めてです…。鼻血が出るかと思いました。
6月
まだまだUTLに在籍。
授業はタイの文化について習っていましたが、香港人の駐妻さん以外のクラスメートと反りが合わず、毎日行くのが気が重かったです。香港人の彼女は半永久バンコクに家族と住む予定らしく、すごく真面目で頭の回転もよく、語学能力も優れて色々教えてくれました。私はダラけるタイプですが、所詮は小心者なので宿題もやってました。が、彼女と私以外のクラスメートは平気で宿題もやらず、タイの文化にケチをつけるばかり。この頃からUTLを続けるか悩んでました。
7月
UTLは各コースが1か月毎に変わります。其の度にクラスメートも変わりますが、ある程度のクラス以上は決まったメンバーになっていきます。
6月に嫌だなと思っていたクラスメートとドンピシャで全員とまたも同じクラスになり、且つ香港人の彼女はもう一つのクラスの方に移動。学校にクラス替えをしたいと言っても、断られ、悶々とした気持ちのまま7月のクラスがスタート。
その悶々とした授業の休み時間中に主人からライン。
「もしかしたら2年延長かもしれない…」
延長の可能性が示唆された夜に主人に聞くと、本当にわからないが延長にはなりそうと聞いて、タイ語を続けるか悩みました。
バンコクにいる時間が当初より延長。嫌なクラスメートがいるタイ語学校に今無理に行かなくても、いいんじゃないかと自分の中で自問自答。
そんな中、たまたまIMPACT ARENAで開催されていたドッグショーにふらふら。
そこでタヌキチとは別のポメラニアンの一目ぼれ。
ずっと犬が飼いたくて、でも猫を拾ったら次々と拾う羽目になり、気づいたら猫4匹。東京にいたら仕事をしていたから、犬なんて飼えない!(一般的には飼えますが、体力・気力が人より劣っているため仕事しながら犬の躾はできないというヘタレ…)
その日の夜に主人に犬のことを話し、主人も乗り気ではないもののOK。
次の日、主人も連れてまたもドッグショーへ!
そうしたらまさかの一目ぼれの子がすでに購入されていました…
お店の人曰く、タイ人は即決で買うからねと言われました。
メンタル弱めの時だったので、その時点で私は涙目。
どん底だった私に主人が隣の店も見てみようというので、しぶしぶついていった先に
タヌキチとの出会い。
他の子犬に踏まれても寝てるタヌキチ。
抱き上げられても寝てるタヌキチ。
というか寝てるか寝ぼけてるだけのタヌキチ。
他の子犬はキャンキャン鳴いているのに、異常に寝ているタヌキチが気になり、主人もタヌキチがいいんじゃないかということで人生初めてお店で動物を買いました。
ドッグショーにはペット用品のお店も多く出店していたので、初期に必要なものを購入。人生で、こんなに即決したのは自分の留学以来で、なんだか膝が震えていました。
動物は買うのは一瞬。でも責任は一生。
猫を22年以上飼っているので、その責任の重さはタヌキチを買ってからじわじわと実感。
でも真っ黒で狸みたいなタヌキチが可愛くてかわいくて…。
帰りのタクシーでちゃんと息をしているか主人と代わる代わるに確認していました笑
なお、タヌキチの元値は12000バーツ。
あまりの安さに主人と躊躇をしていたら、お店の人が高いと思ったのか、
11000バーツにしてくれました泣
そしてタイ人の友人にこれを後日伝えたら、
「高い!私なら8000バーツにしたのに、どうして連絡をくれなかったの!」と怒られました。タイにおける犬の命の値段って一体・・・・・。
後日もちろん病院でタヌキチの身体チェックをしましたが、運よく病気もケガもない状態でした。健康体で本当に良かった…
なおUTLはタヌキチを迎えた次の日にやめました。
続けてきたのにもったいないと人には言われましたが、タイ語とタヌキチの世話を両立させることは当時は不可能でした。タヌキチは来たばかりでお留守番ができないし、3か月の子犬を家に一人ぼっちにさせることは抵抗がありました。またバンコクに来た一番の利点は自分の時間を自分で管理できることだったので、あの時に一番必要だったのはタヌキチとの時間。そう思いUTLはやめました。今でもあの時の決断は間違っていなかったと思います。
7-9月
タヌキチのために時間を使うと決意をしたものの、毎日泣きながらタヌキチのお世話でした。
自分だけに時間を使う生活を生まれてから30年数年…。他人に時間を使う生活が人生で初めてでした。
正直育犬ノイローゼにかかってました。
トイレの躾やごはんなどはいいのですが、犬とどう接したらいいのかさっぱりわからなくなっていました。
毎日犬ブログを見て、みんな子犬の頃は人間が泣いたり、ノイローゼになったりしたとあったので、ほっとしたのと同時に、いつまでこの生活が続くんだろうと軽く絶望を感じました。犬ですらこんなメンタルをやられているのに、万が一子供が生まれたら私は鬱になると思います。
世の全てのお母さんを心の底から尊敬します。皆さん、偉大すぎます。
9-11月
親や主人、友人にも怒られましたが、事情がありまたも長期一時帰国。
タヌキチは信頼できるペットホテルで3週間を2回。
もちろん事前にデイケアでスタッフさんになついてましたし、1泊2日のショートステイも体験済。毎日楽しく他の犬やスタッフさんに遊んでもらったのか、主人が様子を見に行ったときはガン無視だったそうです笑
12月―2019年4月現在
この頃からお留守番は3時間くらいできるようになり、今では7時間くらいは問題ありません。
散歩も8-11か月までは、1回につき1時間半から2時間くらい好んで歩いていましたが、今では1回15分ほど。暑さによっては行きたがらないことも増えました。
1歳になってようやく私もタヌキチとの付き合い方が多少は分かるようになりました。ただまだまだ分からないことだらけなので、しつけ教室に行くことも視野に入れています。
また、タイ語かほかの習いごとをしたいなぁと最近は考えていますが、暑さでなかなかやる気が出ません笑
4月なので来たばかりの方々も多いでしょうが、どうか焦らずご自身のペースでバンコクそしてタイ生活を楽しまれてください。
テレビやネットばかりで家から出ないと自己嫌悪をされる必要はありません。
3年目となった今、私や周りの友人たちも結構家に引きこもっています笑
1週間に1回や2回、家族以外とコミュニケーションをしたいために友人とランチをしますが、それ以外はラインで話しています。
ですので、皆さんもご自身やご家族が楽しいと感じるバンコク生活をお送りください。他人と比べる必要は一切ないですから。
今回は異常に長くなりましたが、こんなダラケて自分勝手なバンコク生活を送っているふざけた駐妻もいると知って、気持ちが楽になっていただいたら幸いです!
さぁいい加減に写真の整理に戻らないと…。